こんにちは!管理人の八島です。
今、コロナウイルスの話でもちきりですよね。皆さんも外に出る際にはくれぐれも気を付けてください。
さて、今回お話ししたいことは銀行の利率ってどのように決められるのかについてお話ししたいと思います。
とはいえ、私も結構シンプルなので、細かくは話さずにざっとお話をしたいと思います。
アメリカもこの10年ぐらい超低金利ですよね?昔私が学生だった時や働き始めたときは、ING Directというオンライン銀行の定期預金率は大体6%ぐらいでした(いや~、時間ってたつの早いなと思います)。
でも今を見てみると日本よりかは少し高いもののもう0.1%ぐらいしかありませんよね(定期預金で2.25%とか)。ここで質問なのですが...
どのようにこの金利が決められるかって考えたことあるでしょうか?
結構たくさんの人はもう知っているよって思うかもしれませんが、一応、このブログ書いております。
どの国にも中央銀行と呼ばれる銀行があり(アメリカではFederal Reserveと呼ばれている)ます。簡単に言えば、銀行の銀行です。例えば、Bank of AmericaやChase銀行などの銀行は中央銀行であるFederal Reserveからお金を借り入れています。
中央銀行は銀行に借りだすためのレートを公定歩合(英語でDiscount rate)と呼んでいます。色々な金融商品の利率は公定歩合に比例して上がったり下がったりします。
銀行の金利、家を購入する際に借りる住宅ローンなどもこのレートがベースになっているといっても過言ではありません。
ということになると...。
中央銀行が公定歩合を下げる(上げる)と、一般的には
預金の金利=下がる(上がる)
家のローンの金利=下がる(上がる)
ということになります。
本日(3月3日)にアメリカのFederal Reserveがコロナウィルス原因で下落してしまった株式市場に対処するため、さらにレートを下げました。
となると、今後色々な金利がどうなるかはもう皆さんわかりますよね?
中央銀行が金利を上げる、下げるというメカニズムを理解していると、1歩、2歩先のことが見えてくるので覚えておくと便利です。
ここでなぜ株式市場が著しく下がった時に中央銀行がレートを下げようとしたのかと思った人もいるかもしれません。それはとっても重要なことです。そのことに関してはまた別のブログで説明します。