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マーケットリスクを回避する方法

by Takeshi

管理人の八島です。

本日、2月25日も昨日と引き続いて、株式市場が急激に下降しました。この2日間でダウがほぼ2000ドル下がったのは皆さんもかなりショッキングではなかったでしょうか?

昨日お話ししたことで元本を失わないようにすることが重要だとお話ししました。しかし前回は細かいところまでお話ししなかったので、今回のトピックはどのような方法があるのかについて少し細かくお話ししたいと思います。

基本的の方法は下記の2つの方法があります。

①固定型
②インデックス型

両方とも利点と欠点がありますので、自分の状況を理解し、自分に適しているプランを選ぶことです。

①固定型

定期預金や固定年金など、株式市場がどんなに上下しようがもうすでに金利が決まっているので、市場リスクは負うことはありませんので、元本が失われる心配はありません。しかしその代わり、金利は0.5%~3%ぐらいなので、リタイアメント資金を貯めるという観点ではかなり物足りないものとなっております。

 

 

 

利点:

  • 元本割れの心配なし
  • 流動性はある(銀行預金など、すべてプランではないが)

欠点:

  • 利回りが極めて低い

例では家を数年以内で購入を考えているが、お金のアクセスができなくなるのは困るので、一時的に固定型の定期預金に入れるなどという用途ならよいオプションかもしれません。

 

②インデックス型

この種の投資は株式市場が上昇すると、それと同時に上昇します。ここまでは普通の投資と一緒です。しかし株式市場が暴落してしまったら、普通の投資はどうなるでしょうか?投資金額自体がなくなってしまう可能性がありますよね? しかしインデックス型は価格が一番高くなったところで利回りが固定になります。したがって、その次の年に市場が下降しても、お金を失うことはありません。ここまでは利点ですが、もちろん、気を付けていただきたい点もあります。それは下記のとおりです。

 

 

利点:

  • 最高点を基準にして利率が固定されるので元本保証
  • 利回りは固定型よりも高くなりやすい

欠点:

  • 流動性は低め(5年~10年待つ必要あり)
  • プランによっては59.5歳まで待つ必要がある

インデックス型に言えることは、短期の投資ではないということです。上記のように数年で家を購入するのでその間の短期間いれておきたいなどの目的には適しません。

その代わり、リタイアメント資金を中期から長期の目でみて元本割れのリスクなしでよりよく伸ばしていきたい(年利6~8%)ほどという方には良いプランだと思います。

金融の土台2:成長率でも説明していますが、変動型を含める3つの種類も作れたのも理由があります。各々の利点と欠点を理解して、自分に適したプランを考えるのが必要です。

今回はリタイアメント資金を減らさないようにするにはどうするかということでしたが、次回はどんなプランがあるのかをもう少しお話ししたいと思います。

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