リタイアメントの3つの土台(過去と現在)
従来、リタイアメントの土台は3つありました。それは
- ソーシャルセキュリティー
- 会社からの年金
- 個人の貯蓄
アメリカの経済の変化から、3つの土台のバランスが著しく変わってしまいました。3つの土台の比率は3分の1でしたが、今は①と②の比率が激減してしまい、個人の貯蓄が主になってきています。それでは1つずつ見ていきましょう。
- ソーシャルセキュリティー
長年、アメリカ国民はソーシャルセキュリティーに頼ってきました。しかし、2035年までにソーシャルセキュリティートラストのお金をすべて使いつくしてしまうそうです。最初のうちはソーシャルセキュリティーを受領の年を伸ばすなどの対策が行われると思われますが、最終的にはもらう金額が減ってしまうと考えたほうが良いと思います(おそらく私が定年の時にはもうもらえないとまで思っています)。
- 企業からの年金
従来、従業員たちのリタイアメントは企業がペンションという形をとっていました。簡単に言えば、従業員の定年後は企業が面倒をみていたということになります。
しかし、1974年のERISA(Employee Retirement Income Security Act)の発足後からペンションが401Kなどのリタイアメントにとって代わりました。それはどういう意味かというとリタイアメントの責任は企業の責任ではなく、個人で管理する時代が到来したのです。その法令の変更でペンションをもらっている人は今現在は一握りの人たちしかいなくなってしまいました。
- 個人の貯蓄
ということで①と②の比率がかなり減ってしまうとなると、③個人の貯蓄が非常に重要になるということになりますが、果たして皆さんどうしているのでしょうか?
先ほど話したペンションがなくなった代わりに、自分のお金は自分で管理してくださいという形態に変わったと話しました。
それはどういう意味か?
リタイアメントのためにお金を投資するかしないかの決定や投資のリスク管理などすべて我々の責任となったのです。
ここで質問ですが、我々の社会や学校でお金に対する教育を1つでも受けていたでしょうか?ほぼ皆無だと思います。
投資の知識や経験はおろか学ぶ機会すらない状況で、自分のリタイアメントを管理が果たしてできるでしょうか?
実際、リーマンショックなどの株の暴落でリタイアメント資金の半分を失った人たちは数知れず。その原因は知識や学ぶ機会の欠如しているのは言うまでもありません。
良いことにその問題を解決してくれるソリューションはいくつか存在しますが、最初にお金の知識の向上や理解することが重要になってきます。
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3 comments
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