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金融の土台2:成長率

by Takeshi

アメリカの給料の昇給率は年間で3%だといわれています。アメリカのインフレ率は大体3~4%と考えると、インフレにも勝っていないことになります。平均でもらえている利回り率は昇給率よりもひどく銀行の定期預金でも2~3%ぐらいです。投資の成長率がインフレに負けている状態でより良い老後を迎えることは難しいのです。

 

しかしインフレ率に負けているといってピンとくる人はほとんどいないと思います。これがどういう意味なのか?個人的な例を使って表したいと思います。

 

20年前にアメリカに来た時にすぐに中古車を購入しました。その時のガソリンの値段はいくらだったと思いますか?

 

1ガロンにつき1ドル弱でした。それでは今はどうでしょうか?レギュラーのガソリンでも4ドルを超えていますよね?

 

20年ほどでガソリンの値段が3倍以上になっていることになります。

 

コンセプトページで紹介している“72の法則”を使って計算すると、ガソリンの値段に至ってはインフレ率が8%ぐらいになります。

 

8%の利回りで貯蓄できている人がアメリカでどのくらいいるのか?ほとんどの人たちができていないこととなります。

 

ほとんどの人はジレンマの中にいて、リスク(次の土台)をとって投資すれば、基礎の理解がないのでお金を失ってしまう可能性があり、それを怖がってなにもしなければ(これも基礎の理解がないから)、インフレで貯蓄を失ってしまう。どちらをとっても良い結果であるとはいえません。

 

そこで土台2はどのように貯蓄の成長率を上げるのかということテーマとなります。そこでどんな種類の投資があり、リスクや特徴を理解することが大事になってきます。基本的には3つの種類があります。

 

 

 

  1. 固定型
  2. 変動型
  3. インデックス型

 

 

 

 

3つの種類が作られたのには十分な理由があるので、どれが優れているかという問題ではなく、自分にはどれが適しているかが重要になってきます。各々の利点と欠点を理解することが2番目の土台を理解することの近道になります。

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