こんにちは、管理人の八島です。
本日の株式市場に気づかれた方たちもいると思いますが、ダウ株価が1000ポイント以上(他のメジャーインデックスも3.5%ぐらい下がってます)下がったのをお気づきになられたと思います。
これは今かなり話をされているコロナウィルスの影響が大きいと思います(いつも朝ジムに行くときにもその話しかニュースでしていないような気がします)。今現在、コロナウィルスの影響は中国だけでなく、世界中にはびこり始めて、国レベルの輸出、輸入産業にも影響が出るのではないかぐらいまで話になってきています。
本日の株式市場の影響により、リタイアメント資産に悪影響が出た人たちがたくさんいると思います。今回は1000ポイントだけの下降だったので、まだ大丈夫かもしれません。しかしこれがリーマンショックやドットコムバブル崩壊のような大惨事だったらどうすればよかったのでしょうか?
悲しいことに我々のようなほとんどの人たちは月曜日から金曜日の朝から夜まで働いていて、本日のような急激なマーケットの変化に対応できる体制が整っていません。
従って、今回はリタイアメントネストエッグの守りの重要性についてお話ししたいと思います。
アメリカの長者番付でトップ10には必ず入っている成功者、ウォーレン・バフェット氏の有名なルールがあります。それは
投資のルール1:元本を失うな
投資のルール2:ルール1を絶対に忘れるな
簡単に言えば、持っている元本は絶対に守れということです。株式市場の歴史を見てみると、10年周期ぐらい(今回は例外)に株式市場に大きな荷崩れが起こっています。どんなに良い利回りを得られても、毎回荷崩れが起こった時に40~50%の元本を失ってしまえば、より良いリタイアメント資金を貯めることができるでしょうか?恐らくかなり難しいと思います。
しかもほとんどの人たちは仕事をしているので、株式市場を毎秒見ながらその動きに柔軟に対応するということは相当難しいと思います。それではどうしたらよいのか?
一つの回答には元本割れを防げる機能が搭載されている投資を選ぶことです。元本割れを防げる投資といえばいくつか挙げられると思います。
- 定期預金(利率低)
- 個人年金(厳選されたの種類)
- キャッシュバリュー型生命保険(厳選された種類)
別にすべての資産を上記のような投資にいれろとは言っていません。しかし、私の経験では一般的に、たくさんの人たちは元本割れしてしまう投資に偏っています。
別のページで説明している金融の土台の1つに安全性があります。我々のほとんどが株式市場が動いている時に働いているため、自分の投資の確認や変更などを柔軟にこなすことができません。これはある意味運に頼っているのと変わりません。もちろん日常生活に対処できるよう、いくらかのお金を流動性がある投資に入れておくことは全然良いことだと思いますが、必要以上にある場合は上記のような投資にお金をいれてリスクを分散することが大事なのではないでしょうか?